カニとモモンガと愉快なユウ

※この記事の情報は古いです。
現在はFacebook API v2.0になっており、一部権限で申請と承認が必要になっています。
詳しくは、Facebook APIの仕様がかわったとFacebook APIの承認がおりましたを御覧ください。

どーもどーも。
ユウです。

最近GoogleのWEBマスターツールでブログ情報を見ていたら「Facebook Developer」っていう検索ワードで流入された方がいました。
しかし、そんな情報は全く無い！！笑
さぞかし失望されたことでしょう…ということで書いちゃいます。

Facebook Developer登録

Facebookアプリの開発にはDeveloper登録が必要です。
えっ…？と身構えてしまう方もおられるかもしれませんが、MacやiPhoneなどのアプリの開発と違い、無料で登録できるのでご安心ください。

登録にはFacebookアカウントと携帯電話、またはクレジットカードが必要です。
※携帯電話とクレジットカードは本人確認のためなので、初回に入力すれば以後必要ありません。

開発者登録（Developer登録）は以下のURLから行なえます。
https://developers.facebook.com/

なぜか英語だらけですが。。。
「アプリ」をクリックします。

Facebook開発者アプリを許可します。
FacebookのDeveloper用サイトもFacebookアプリで作られているのが面白いですね。

「新しいアプリケーションを作成」をクリックします。

アプリの名前を登録します。

これは他のアプリとかぶるとダメなので右にValidと出てることを確認します。
書く必要があるのはApp Nameのみで構いません。

読みにくい文字を入力します。
うーんわかりにくい…。

登録しようとしたらエラーが出ました。
携帯電話かクレジットカードを登録しろ。と。
しかたないのでクレジットカードで認証することにします。
※これは本人確認のためなので携帯電話認証でも構いません。

Facebookのパスワードを入力して続行

クレジットカード情報を入力します。
そして保存

再度アプリ登録を試みます。
むちゃくちゃ読みにくい文字を入力して…

こんどは出来ました。
App IDとApp Secretは重要なのでメモっておきます。
そしてアプリの登録です。
下の方に以下のような項目があります。

今回はWEBサイト上にFacebookアプリを作りたいので、「ウェブサイト」を選びます。
出てくるボックスにサイトURLを入力します。

最後は「変更を保存」をクリックして終了です。

お疲れさまです。
これで登録は完了しました。

Facebook APIを使ってみる

では、さっそくPHPでFacebook APIを使ってみましょう！
まずFacebook SDKが必要になります。
このサイトからもダウンロード出来るようにしておきますね。
→Facebook SDK

このSDKファイルにはサンプルをつけときました。
同梱されているindex.phpのYOUR_APP_IDとYOUR_APP_SECRETを書き換えるだけで動作すると思います。
同梱したindex.phpの中身です。

<?php
//Facebook SDKの読み込み
require_once('src/facebook.php');
//Facebookアプリ情報
//ここを書き換える
//YOUR_APP_ID : Facebook Developerページで取得したApp ID 
//YOUR_APP_SECRET : Facebook Developerページで取得したApp Secret 
$config = array(
	'appId' =--> 'YOUR_APP_ID',
	'secret' => 'YOUR_APP_SECRET',
);
$facebook = new Facebook($config);
//facebookのユーザーID取得
$user_id = $facebook->getUser();

if($user_id) {
	//ユーザーIDが空っぽじゃない場合
	try {
		//ユーザー情報を取得
		$user_profile = $facebook->api('/me','GET');
		//ユーザーの名前を表示
		echo "ようこそ！" . $user_profile['name'] ."さん！";
	} catch(FacebookApiException $e) {
		//エラー時の処理（ログインしてね。の表示）
		$login_url = $facebook->getLoginUrl();
		echo '<a href="' . $login_url . '">ログイン</a>してね。';
		//エラーログ出力
		error_log($e->getType());
		error_log($e->getMessage());
	}
} else {
	//ユーザーIDが取得できない場合（ログインしてね。の表示）
	$login_url = $facebook->getLoginUrl();
	echo '<a href="' . $login_url . '">ログイン</a>してね。';
}
?>

実行すると「ログインしてね。」とでます。
ログインを押しましょう。

Facebookのアプリ認証画面へ飛びます。
「このアプリはあなたの基本情報にアクセスします」と。
「アプリへ移動」をクリックすると戻ってきます。

そしてFacebookに登録した名前が表示されます。

今回のアプリはログインする機能とログインした人には名前を表示する機能…だけというシンプルな作りですが、応用は色々と出来ますね。
FacebookのAPIはとても使いやすくてシンプルです。
また、これに数行追加するだけでウォール投稿も出来ちゃいます。
でも、それはまた次回。

では。