cakePHP入門(1) – インストール

とても久しぶりになってしまいました。

今回はcakePHPに触ってみよう。
ということでとりあえず、cakePHPってなにさ?ってところから。

cakePHPって何?おいしいの?

いえいえ、cakePHPとはPHPのフレームワークのひとつです。
↓↓こちらからダウンロードできます↓↓
http://cakephp.jp/

フレームワークを使うと簡単にデータベースを利用できたり、共通部分を作成したり、うまく使えば開発の工数を大幅に削減することができます。
例えば、cakePHPではデータベースへの書き込みは以下のように行います。

<?php
$this->Property->save($this->data['Property']);
?>

Propertyというモデル(データの領域的なイメージ?)にdata[‘Property’]を保存しています。
これはとても簡易的なパターンですが、このようにめんどくさい処理などはフレームワークがやってくれるのです。

cakePHPのインストール

ここでは一番簡単なセットアップ方法を紹介します。
http://cakephp.jp/からダウンロードします。
※2012/04/08現在で最新版はバージョン2.1.1です。

解凍してフォルダの中身をまるまるアップロードします。
※.htaccessなどのファイルも必要なので、隠しファイルを表示しない設定にしている人やアップロードしない設定になっている場合は注意!

設定が必要なのは、appフォルダ内のConfigフォルダのdatabase.php.defaultです。
(/app/Config/database.php.default)
このファイルの以下の部分を書き換えます。

public $default = array(
	'datasource' => 'Database/Mysql',
	'persistent' => false,
	'host' => 'localhost', //データベースサーバーのホスト名(IPなど)
	'login' => 'user', //データベースにログインするID
	'password' => 'password', //データベースのパスワード
	'database' => 'database_name', //使用するデータベース名
	'prefix' => '', //テーブル名につけるプレフィックス
	//'encoding' => 'utf8',
);

これはデータベースの設定なのですが、プレフィックスについては必要であれば設定するという感じでしょうか。
テスト環境がある場合は、$testについても設定します。

設定編集後はファイル名を「database.php」へ変更します。

また同じフォルダ内にあるCore.phpも編集します。
(/app/Config/Core.php)
182行目からです。(※Ver. 2.1.1の場合)

/**
 * The level of CakePHP security.
 */
Configure::write('Security.level', 'medium');

/**
 * A random string used in security hashing methods.
 */
Configure::write('Security.salt', 'DYhG93b0qyJfIxfs2guVoUubWwvniR2G0FgaC9mi');

/**
 * A random numeric string (digits only) used to encrypt/decrypt strings.
 */
Configure::write('Security.cipherSeed', '76859309657453542496749683645');

セキュリティに関する部分です。
Security.levelについては個人で開発する範囲ではlowの方が使いやすい気がします。
Security.saltはランダムな英数を適当に入力すればOKです。
Security.cipherSeedはランダムな数字を入力します。
ランダムな値を生成するWEBサービスはいくつもあるので悩んだらそれでもいいかも。

これで設定は完了です。
インストールしたURLにアクセスしてみてください。

  1. コメント 0

  1. 2012 05/11
  2. 2013 01/09

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